【SACDレビュー】PENTATONE ヤノフスキのワーグナー《ジークフリート》全曲

SACDレビューを掲載。

PENTATONEの「ワーグナー・エディション」から、

『ニーベルングの指輪』第2日楽劇《ジークフリート》全曲

〈ギュンター・ヴァント 不滅の名盤〉SACDハイブリッド第4回が7月に発売、ミュンヘン・フィル編が完結

ヴァント&ミュンヘン・フィル

ALTUSのSACDハイブリッドによる〈ギュンター・ヴァント 不滅の名盤〉シリーズ。その第4回が発売です。発売になるのは2タイトルで、これにてミュンヘン・フィル編が完結。7月中旬発売。

発売になるのは、『ブルックナー: 交響曲第4番・第5番』(2枚組)、そして『シューベルト: 交響曲第8(9)番、ベートーヴェン、ブラームス: 交響曲第1番』(2枚組)。

いずれもProfilレーベルの音源をAltusレーベルがライセンスし、SACDハイブリッド盤のための最新リマスタリングを施して製品化。

2001年ミュンヘン・フィルとの最後の演奏会ブルックナー第4番。95年の第5番も

ギュンター・ヴァント不滅の名盤[7] ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団編 ブルックナー: 交響曲第4番・第5番【SACDハイブリッド】

第4番は2001年、ヴァントとミュンヘン・フィル最後の演奏会の録音。第5番は1995年録音。

Disc1
・ブルックナー:交響曲第4番《ロマンティック》 (1878-80年原典版)
Disc2
・ブルックナー:交響曲第5番(原典版)

2001年9月13〜15日(Disc1)、1995年11月29日・12月1日(Disc2)
ミュンヘン、ガスタイクにおけるライヴ

93年の「ザ・グレート」、他にベートーヴェンとブラームス

ギュンター・ヴァント不滅の名盤[8] ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団編 シューベルト: 交響曲第8(9)番、ベートーヴェン、ブラームス: 交響曲第1番【SACDハイブリッド】

Disc1
・シューベルト:交響曲第8(9)番《ザ・グレート》
Disc2
・ベートーヴェン:交響曲第1番
・ブラームス:交響曲第1番

1993年5月28日(シューベルト)、1994年2月4日(ベートーヴェン)、1997年2月19・21・23日(ブラームス)
ミュンヘン、ガスタイクにおけるライヴ

アイスランドの作曲家パールソンの作品集『Atonement(贖い)』Blu-ray Audio+CDで発売

Atonement(贖い) - パール・ラグナル・パールソンの音楽 【Blu-ray Audio+CD】
カプト・アンサンブル、トゥイ・ヒルヴ

Tower Records
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アイスランド出身の作曲家パール・ラグナル・パールソンの作品集がBlu-ray Audio(+CD)で5月29日に発売されました。リリースはSono Luminusレーベル。

Blu-ray Audioに収録の音源はわかりません。収録曲は以下のとおり。収録は2019年3月。

1.Atonement 贖い(2014)-ソプラノ、フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための
2.Lucidity 透明さ(2017)-フルート、クラリネット、ピアノ、パーカッション、ヴァイオリン、チェロのための
3.Stalker's Monologue ストーカーのモノローグ(2013)-ソプラノ、フルート、
クラリネット、ハープ、ピアノ、パーカッション、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための
4.Midsummer's Night 夏至の夜(2018)-フルート、クラリネット、ハープ、パーカッション、朗読のための
5.Wheel Crosses under Moss コケの下で交差する車輪(2011)-ソプラノ、フルート、クラリネット、ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための

アイスランド出身の作曲家、パールソンの作品集。彼の芸術に影響を与えたのは、故郷アイスランドの冷たい潮風とエストニアのタリンの古い教会などで聴いたアカデミックなコンサートの数々。自由が謳歌できる安全な環境で、彼は自身の無限の可能性を信じ、常に瞑想的な作品を作り出しています。彼の妻トゥイも同様の考えを抱いており、出会ってすぐに意気投合。本作は2人がアイスランドに戻り、新しい視線で生活を続けていくスタンスで制作されたものです。「ストーカーのモノローグ」はエストニアの困難な歴史が反映されたタルコフスキーの映画『ストーカー』の脚本から。「Atonement」の歌詞はアイスランドの詩人グナルスドッティルによる、自分自身の内面を見つめて平穏を求める繊細な詩で、作曲家自身の音楽と人生への取り組みが表れています。演奏のカプト・アンサンブルの代表、フランズソンは、映画『ジョーカー』の音楽で話題のグロナドッティルの実の父親です。

Atonement(贖い) - パール・ラグナル・パールソンの音楽 【Blu-ray Audio+CD】
カプト・アンサンブル、トゥイ・ヒルヴ

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【BIS】フィンランドの作曲家アホの『協奏曲《シエイディ》と交響曲第5番』SACDハイブリッド

カレヴィ・アホ: 協奏曲《シエイディ》と交響曲第5番【SACDハイブリッド】
ディーマ・スロボデニュク指揮、 ヤーン・オツ指揮、 ラハティ交響楽団

BISからSACDハイブリッドが発売。フィンランドの作曲家カレヴィ・アホ(1949-)の『協奏曲《シエイディ》と交響曲第5番』。

これはカレヴィ・アホの作品を録音するシリーズの最新作で、今回は管弦楽作品を収録。

カレヴィ・アホ:
(1)独奏打楽器と管弦楽のための協奏曲《シエイディ(Sieidi)》(2010)
(2)交響曲第5番(1975-76)

【演奏】
ラハティ交響楽団、ディーマ・スロボデニューク(指揮)
(1)コリン・カリー(打楽器)、(2)ヤーン・オツ(第2指揮)

セッション録音:(1)2020年1月、(2)2017年1月/シベリウスホール(ラハティ、フィンランド)

カレヴィ・アホ: 協奏曲《シエイディ》と交響曲第5番【SACDハイブリッド】
ディーマ・スロボデニュク指揮、 ヤーン・オツ指揮、 ラハティ交響楽団

【EXTON】久石譲&FOCの『ブラームス:交響曲第1番』今年2月のライヴ録音がSACDハイブリッド

ブラームス:交響曲 第1番【SACDハイブリッド】
久石譲、フューチャー・オーケストラ・クラシックス(ナガノ・チェンバー・オーケストラ)

Tower Records
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EXTONからSACDハイブリッドが発売。久石譲の『ブラームス:交響曲第1番』。オーケストラはフューチャー・オーケストラ・クラシックス(FOC)。7月22日発売。

収録は2020年2月12日と13日。東京オペラシティコンサートホールにてライヴ収録。当録音のコンサートでは、立奏スタイルを採用したことも話題となりました。

ブラームス:交響曲 第1番【SACDハイブリッド】
久石譲、フューチャー・オーケストラ・クラシックス(ナガノ・チェンバー・オーケストラ)

Tower Records
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【タワレコ限定SACD】5タイトルが再プレス、10%オフの価格で再発売。クリュイタンス、ハイドシェックなど

タワレコ限定SACDハイブリッドで、廃盤になっていた5タイトルが再プレスされ発売。それも価格を10%オフにしての再発売です。

今回再プレスされたのは、アンドレ・クリュイタンスの『ベートーヴェン:交響曲全集』、エリック・ハイドシェックの『モーツァルト: ピアノ協奏曲集』、クリュイタンスの「幻想交響曲」、ヨッフムの『ベートーヴェン: 交響曲全集』、エミール・ギレリス『チャイコフスキー: ピアノ協奏曲全集; ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第3番』。

クリュイタンスの『ベートーヴェン:交響曲全集』以外は初の再プレス。

クリュイタンス&ベルリン・フィルの『ベートーヴェン: 交響曲全集』

ベートーヴェン: 交響曲全集<タワーレコード限定>
アンドレ・クリュイタンス、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

2015年に発売されたタワレコ限定SACDハイブリッド5枚組。思えば、このSACDあたりが今日の「タワレコ限定SACD」人気、その始まりではないでしょうか。

2015年のリリース時は、タワーレコードがSACDを出すということで、高音質ファンもどこか半信半疑。それでも本家レーベルがSACD化しないクリュイタンスの名盤だったので飛びついたものです。

あれから5年、高音質界において新参者だった「タワレコ限定SACD」が、今やブランドとなり、クラシック・ファンの期待を集めているのですから感慨無量です。

エリック・ハイドシェックのモーツァルト:ピアノ協奏曲集

モーツァルト: ピアノ協奏曲集(第20,21,23,24,25,27番)<タワーレコード限定>
エリック・ハイドシェック、アンドレ・ヴァンデルノート、パリ音楽院管弦楽団

モーツァルティアンなら思い出のレコード、ハイドシェックのピアノ協奏曲集。それがまさかのSACDハイブリッドになった喜び。さらにSACDハイブリッド盤で初めて見た典雅なオリジナル・ジャケットでリリース。これも嬉しかった。

クリュイタンス、二度目の「幻想交響曲」

ベルリオーズ: 幻想交響曲, 序曲「ローマの謝肉祭」; ラヴェル: ラ・ヴァルス<タワーレコード限定>
アンドレ・クリュイタンス、フィルハーモニア管弦楽団、フランス国立管弦楽団

クリュイタンスにとって2度目のスタジオ録音である旧EMI原盤の"幻想交響曲"

ギレリスのチャイコフスキー:ピアノ協奏曲全集、ラフマニノフの3番(モノ)も収録

チャイコフスキー: ピアノ協奏曲全集(第1番-第3番); ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第3番<タワーレコード限定>
エミール・ギレリス、ロリン・マゼール、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、アンドレ・クリュイタンス、パリ音楽院管弦楽団

2枚組。ギレリスがマゼールと演奏したチャイコフスキー:ピアノ協奏曲全集(1972年録音)、クリュイタンスとのラフマニノフ3番(1955年録音・モノラル)も収録。

ヨッフムのベートーヴェン: 交響曲全集、76年〜78年録音

ベートーヴェン: 交響曲全集, 序曲集<タワーレコード限定>
オイゲン・ヨッフム、ロンドン交響楽団

6枚組。1976年〜78年録音。ヨッフムが旧EMIに録音したロンドン交響楽団との全集。

【タワレコ限定SACDハイブリッド】バルビローリの『ブラームス交響曲全集』と『エルガー:交響曲第1&2番他』

タワレコ限定SACDハイブリッドが発売です。〈Definition Series〉第30弾として、サー・ジョン・バルビローリの『ブラームス:交響曲全集』(3枚組)、『エルガー:交響曲第1&2番他』(2枚組)の2タイトルが7月24日発売。

今回はワーナーとの企画で旧EMI音源をSACDハイブリッド化。どちらも2020年最新マスタリング。

バルビローリ、ウィーン・フィルとのブラームス:交響曲全集、66&67年録音

ブラームス: 交響曲全集、悲劇的序曲、大学祝典序曲、ハイドンの主題による変奏曲<タワーレコード限定>
ジョン・バルビローリ 、 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

1966年、67年録音。3枚組。本家ワーナーより2012年にSACD化されている名盤ですが、今回は完全新規で本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから2020年最新マスタリング。限定1500セット。デジパック仕様。

DISC1
1. ブラームス:交響曲第1番
2. ブラームス:悲劇的序曲
3. ブラームス:大学祝典序曲
DISC2
4. ブラームス:交響曲第2番
5. ブラームス:交響曲第3番
DISC3
6. ブラームス:交響曲第4番
7. ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲

【演奏】
サー・ジョン・バルビローリ指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1966年、1967年、ウィーン、 Musikvereinsaal

バルビローリ至高のエルガー、1962〜66年録音

エルガー: 交響曲第1番、第2番、序曲「フロワッサール」、エレジー、ため息、歌曲集「海の絵」<タワーレコード限定>
ジョン・バルビローリ、フィルハーモニア管弦楽団、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、ハレ管弦楽団、ロンドン交響楽団

2枚組。1962年、1964年、1966年録音。歌曲「海の絵」以外は初SACD化。交響曲第1番と第2番は国内初発売。2020年最新マスタリング。オリジナル・ジャケット・デザイン使用(解説書に他のオリジナル・ジャケット・デザインもモノクロで一部使用)。

DISC1
1. エルガー:交響曲 第1番
2. エルガー:フロワッサール - 演奏会用序曲
3. エルガー:弦楽合奏のための「エレジー」
4. エルガー:ソスピーリ(ため息)
DISC2
5. エルガー:交響曲第2番
6. エルガー:連作歌曲「海の絵」

【演奏】
サー・ジョン・バルビローリ(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団 (1)、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 (2-4)
ハレ管弦楽団 (5)、ロンドン交響楽団 (6)
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ) (6)
録音:1962年、1964年、1966年

EXTONからSACDハイブリッド、3月に無観客でおこなわれたミューザ川崎シンフォニーホールでの東京交響楽団のライヴ

ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団 LIVE from MUZA! ≪モーツァルト・マチネ第40回≫【SACDハイブリッド】
原田慶太楼 、 東京交響楽団

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EXTONからSACDハイブリッドが発売。今年の3月14日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、無観客で開催された「ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団 Live from MUZA!モーツァルト・マチネ第40回」の録音です。

収録されるのはモーツァルトの「フルート四重奏曲第3番 K.285b」、「交響曲第35番ハフナー」。そして「ピアノ協奏曲第13番 K.415(387b)」。

演奏はフルート四重奏曲が八木瑛子(フルート)、水谷晃(ヴァイオリン)、武生直子(ヴィオラ)、伊藤文嗣(チェロ)。交響曲は原田慶太楼の指揮と東京交響楽団。ピアノ協奏曲では金子三勇士がピアノを弾いています。

・モーツァルト:フルート四重奏曲第3番 K.285b
・モーツァルト:交響曲第35番 K.385 「ハフナー」
・モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番 K.415(387b)

2020年3月14日 ミューザ川崎シンフォニーホール にて収録

ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団 LIVE from MUZA! ≪モーツァルト・マチネ第40回≫【SACDハイブリッド】
原田慶太楼 、 東京交響楽団

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BISよりSACDハイブリッド、現代音楽作曲家ボリソワ=オッラスの管弦楽作品集『アンジェラス』

アンジェラス - ボリソワ=オッラス 管弦楽作品集【SACDハイブリッド】

BISからSACDハイブリッドが発売。現代音楽作曲家ヴィクトリア・ボリソワ=オッラスの管弦楽作品集。

ヴィクトリア・ボリソワ=オッラスは、1969年、モスクワ生まれ。

モスクワ中央音楽学校とチャイコフスキー音楽院を卒業後、スウェーデンのマルメ音楽大学とロンドンの王立音楽大学で学びました。1993年からスウェーデンに住み作曲活動をしています。

彼女の作品は、ロンドン交響楽団をはじめとする各国のオーケストラで演奏され、王立スウェーデン歌劇場で初演された2017年の歌劇『ドラキュラ』は、2シーズンのチケットが完売し、話題になりました。

本作で指揮をするのはアンドレイ・ボレイコ、マーティン・ブラビンズ、サカリ・オラモの3人。オーケストラはロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニック管弦楽団。収録は2016年、2017年、2019年。収録曲は以下のとおり。

1.アンジェラス(2008)
2.沈黙の王国(2003)
3.山々が生まれる前から(2005)
4.賛歌の創造(弦楽オーケストラのための)(2013)
5.開いた地面(2006)

アンジェラス - ボリソワ=オッラス 管弦楽作品集【SACDハイブリッド】

『ザルツブルク音楽祭100周年記念BOX』(CD58枚組)がDGより発売、オペラ、コンサート、リサイタルなど収録

ザルツブルク音楽祭100周年記念BOX<限定盤>【CD】

2020年、ザルツブルク音楽祭の100周年を記念して、ドイツ・グラモフォンがCD58枚組の記念ボックスを発売。

内容は4つのジャンルに分けられ、「オペラ」がCD32枚、「コンサート」がCD19枚、「リサイタル」がCD5枚、「演劇(スポークン・ワード)」がCD2枚という構成。それぞれ年代順に収録されています。

ザルツブルク音楽祭100周年BOX

ザルツブルグ音楽祭といえばやはりオペラ。「オペラ」は1947年のベーム指揮の『アラベラ』から始まり、2007年のバレンボイム指揮の『エフゲニー・オネーギン』まで、聴いてみたい演奏ばかりです。ざっと見るとやはりベームとカラヤンが多いようです。

フリッチャイ指揮のモーツァルト『イドメネオ』(1961年)や、レオンタイン・プライス、シミオナートの歌う『イル・トロヴァトーレ』(1962年録音カラヤン指揮)も興味深いですね。

「コンサート」と「リサイタル」もザルツブルク音楽祭ならではの録音が並びます。収録曲の詳細はタワーレコードをご覧ください。

ザルツブルク音楽祭100周年記念BOX<限定盤>【CD】