ワルターのSP録音からステレオ録音まで、米コロンビア全録音をまとめたCD77枚組ボックスが発売

ブルーノ・ワルター ザ・コンプリート・コロンビア・アルバム・コレクション<完全生産限定盤>【CD】77枚組
Tower Records

ブルーノ・ワルターが米コロンビア・レコード(現ソニー・クラシカル)に残したすべての録音をCD77枚にまとめたボックスセットが発売です。輸入盤。10月18日発売。

収録されるのは、アメリカに亡命したワルターが、初めて米コロンビアに録音したニューヨーク・フィルとの1941年のSP録音から、晩年のコロンビア交響楽団とのステレオ録音までを、ほぼ年代順に収録。

気になるリマスターについては、タワーレコードのページで「★」がついた曲が新規リマスター。モノラル録音の中にも新規リマスター音源が含まれます。またステレオ録音のリマスターについては、以下のような解説があります。

ステレオ録音のリマスターについて
今回のリマスターに当たっては、ペンシルヴァニア州の山中にある広大なテープ・アーカイヴで厳重な温度・湿度管理のもと保管されているオリジナル・アナログ・3トラック・マスターの現物をすべてニューヨークの私のスタジオに取り寄せ、極めてデリケートなアナログ・テープを丁寧に修復した上で、最適の条件で慎重にプレイバックして音採りし、ステレオへのリミックスを新たに行いました。CD最初期のジョン・マックルーアが携わった伝説的なリマスターCD以来、CD時代には少なくとも2回は新たなリマスターが行われてきましたが、初出LPも含め、高域やセンターチャンネル(主に木管パートを収録)を強調したリミックスがされており、低域の薄い明るいサウンドはワルター=コロンビア響の特徴として認識されることになりました。しかし実際にマスターに収録されているのは、重心の低い落ち着いたサウンドで、ワルターが志向したヨーロッパ的な重厚な響きといってもよいものです。今回のリマスターに当たってはこうした過去のLPマスターやCDを聴き比べた上で、このオリジナル・マスターに記録されていたサウンドを損なうことなく再現することに力を注ぎました。インターナショナル企画では通常CDとして、日本ではハイブリッドディスクとしてリリースされることになっています。 アンドレアス・K・マイヤー(マイヤー・メディアLLC) (ソニーミュージック)

ボックスの特徴

・LP(もしくはSPアルバム)のジャケット・デザインを使用した紙ジャケットに封入
・レーベルも発売当時のデザインを踏襲
・オールカラー203ページのハードカバー別冊解説書付き

大まかな収録内容

DISC1〜36 ニューヨーク・フィルとのSP〜モノラル録音
DISC37〜67 コロンビア交響楽団他とのステレオ録音
DISC68 ブラームス「ドイツ・レクイエム」(1954年セッション録音。ワルターの没後1971年になって発売されたもの)
DISC69 ワルターの生前未発売の、1954年12月23日のカーネギー・ホールにおける演奏会をコロンビア・レコードが収録した音源(放送録音ではなくコロンビアによる正規のライヴ録音)。2008年に英TESTAMENTから初めて発売されていたもの。
DISC70-77 ワルターのリハーサルや語りが収められた貴重な音源

ブルーノ・ワルター ザ・コンプリート・コロンビア・アルバム・コレクション<完全生産限定盤>【CD】77枚組
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