タワレコ限定SACD『プッチーニ:トゥーランドット』を聴いた感想です

タワーレコード限定のSACD『プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」全曲』を聴いてみましたので、感想を思いつくままに書いてみたいと思います。

もともとプッチーニは大好きなもので、到着以来3回くらい聴いております ^^;

本作は1965年録音。SACD化にあたっては本国からのWAV(96/24)データからのDSD変換とのこと。音が固く感じないのは、元がデジタルデータといえどもハイレゾであることが活きているように思います。

音場はスケール感というか、奥行き感をともなう広さを感じるものでした。

旧EMIの録音にはそれほど詳しくないのですが、デッカのガッツリと楽器に食い込むスタイルとも、ドイツ・グラモフォンの柔らかい音空間(という感じでしょうか、すみません)、とも違うEMIの音で聞くことができました。「トゥーランドット」は合唱とスペクタクルなオーケストラ・サウンドも聴きどころですので、そこの再生力も文句なかったです。

聴いてみると、トゥーランドットを十八番にしていただけあって、やはりビルギット・二ルソンの歌声にしびれます。二ルソンの歌声はワーグナーで威力を発揮する「強靭さ」だけではなくて、透明感もあるので、おどろおどろしいトゥーランドットにならなくていいです。

あとカラフ役のフランコ・コレッリもはまり役でしょう。二ルソンとガッツリ組んで遜色なし。美声テノールとはこのことで、歌い上げるだけではなく、美しい声質が(男にも)うっとりときます。あとリュー役のレナータ・スコットもプッチーニ節を聞かせてくれました。

オペラではトゥーランドットが登場するのは、焦らして第2幕の途中からなのですが、それがちょうどディスク2から入っておりまして、ディスク2から聴くと、「トゥーランドット」の醍醐味を素早く堪能できます。トゥーランドットとカラフの白熱のやり取りから始まって、カラフの有名なアリア「誰も寝てはならぬ」(フィギアスケートで有名)、リューの最後の歌、大円団と怒涛の流れが続きます。

Tower Records ▶プッチーニ: 歌劇「トゥーランドット」全曲(対訳付)<タワーレコード限定>

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