伝説のアルト、キャスリーン・フェリアーのCDボックス『フェリアー/センチュリー・エディション』を買いました

クラシックファンならご存知の伝説的アルト歌手、キャスリーン・フェリアーCDボックス『フェリアー/センチュリー・エディション』(モノラル)を買いました。CDが14枚にDVDが1枚。これはフェリアーの生誕100年を記念してデッカの録音を集大成したものです。DVDにはBBC製作の映像作品『An Ordinary Diva』を収録。

さっそく有名なCD13、ワルターとのマーラー「大地の歌」を聴きました。この録音は昔アナログ・レコードで持っていたのですが、あまり記憶がないので、すみません、今回のCDと比較することができないのですが、CD13はヒスノイズがない音で、第6楽章など没頭できました。

あとCDではあっても、できるだけ柔らかく鳴ってほしいと思うわけですが、オーケストラはやはりトゥッティで鳴ると固め。しかしその範囲であれば木管とか柔らかいと思います。むしろ一緒に入っている「リュッケルト歌曲集」のほうが全体が柔らかく響いたように思います。録音は「大地の歌」と同じ1952年の5月ですが、こちらのほうがなんとなくいい音な気がしました。

ちなみにブックレットには、このCD13だけに「オリジナル・アナログ・テープから96kHz/24ビットでリマスター」と表記されております。他の曲のところには載っていないので、やっぱり「大地の歌」優先でやったのかなと。でもCD1の「オルフェオとエウリディーチェ』(1947年録音)とか、CD2のマタイ受難曲(英語、1946年録音)はヒスノイズはあるわけですが、別段音質は苦になりませんでした。慣れているせいかもしれませんが、肝心のヴォーカルの声がたっぷりとなってくれるので満足するのかもしれません。

DVDのドキュメンタリーは残っている貴重なフェリアーのフィルムが少しだけ使われますが、あとは写真と関係者のインタビュー。しかし勉強にはなります。字幕はないのでご注意を。

キャスリーン・フェリアーの貴重な録音。こういうボックスが安く手に入るのは嬉しい限りです。


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