【CD】アンドレ・クリュイタンスのベートーヴェン、やっぱりいいよね
クリュイタンスがベルリン・フィルを振ったベートーヴェン全集

B000FOTHC8
Symphonies 1-9/Beethoven、Bpo、Cluytens
レーベル:EMI Classics France 発売日:2006/8/4

たまにはCDのことも書いてみたいと思います。

これは、アンドレ・クリュイタンスがベルリン・フィルを振って完成させたベートーヴェン交響曲全集です。フランスEMIからのリマスター盤。

録音は57年から60年。ステレオ録音されています。カラヤンがベルリン・フィルと完成させた全集よりも先です。

このなかでは、交響曲第4番と第8番が、セラフィム廉価盤LPからの愛聴盤です。4番のゆるやかさ、8番の明るさがとても印象的。ベートーヴェンにしては緊張感よりも、穏やかさがまさっていたところが好みでした。しばらく、この人がフランス音楽の大家とは信じられなかったくらい、ベートーヴェンに納得できました。

その後、4番はクライバー&バイエルンのオルフェオ盤がリリースされると、「4番って、こんなにスゴイのか! 昔聴いていたクリュイタンスの4番って、やっぱり平凡だったんだな」などと、罪なことを思ってしまったものでした。

現在では、やっぱりクリュイタンスの4番、8番が貴重です。それでも偶数番号交響曲の雰囲気から、奇数番号は「表現しきれていないかな」と危惧していましたが、いろいろユーザーの感想を読むと、どうやら「田園」、「運命」もいいらしいです。

とにかく、この全集CDが5枚組で2,195円とは、ほんとすごい世の中になったものです。
僕が買ったセラフィム盤(茶色のもの)は当時1,000円。今も中古アナログで他のをさがしていますが、それでも500円はしますからねえ。

新品のCDのほうが、国内盤の廉価盤中古アナログよりも安いという、この不条理。でもクリュイタンスならいいとしましょう。
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