SACDラボレビューをアップ。
今回はボブ・ジェームス・トリオの『フィール・ライク・メイキング・ライヴ!(Feel Like Making Live!)』のSACDハイブリッドのレビューです。
SACDハイブリッドの発売は2月25日ですが、一足先にレビュー公開です。
どうぞご覧ください。
evosoundからはSACDハイブリッドの他、さまざまなソフトで発売になっています。
SACDラボレビューをアップ。
今回はボブ・ジェームス・トリオの『フィール・ライク・メイキング・ライヴ!(Feel Like Making Live!)』のSACDハイブリッドのレビューです。
SACDハイブリッドの発売は2月25日ですが、一足先にレビュー公開です。
どうぞご覧ください。
evosoundからはSACDハイブリッドの他、さまざまなソフトで発売になっています。
Grand Voyage【CD】
大西順子カルテット
大西順子カルテットの新作『Grand Voyage』が12月29日に発売される。CDで発売。
カルテットは井上陽介と吉良創太とのレギュラートリオに、パーカッションの大儀見元を加えたメンバー。
ゲストとして小野リサがヴォーカルとギターで参加。大西の名バラード「Very Special」に新たに歌詞を付けた「Flor de Organdi」に参加している。
収録内容
大西順子(ピアノ)、井上陽介(ベース)、大儀見元(パーカッション)、吉良創太(ドラムス)
ゲスト:小野リサ(ヴォーカル&ギター)
Grand Voyage【CD】
大西順子カルテット
マイルス・デイヴィス大事典/小川隆夫
マイルス・デイヴィスの百科事典が発売される。『マイルス・デイヴィス大事典』。シンコーミュージックより出版。
著者は音楽ジャーナリストの小川隆夫氏。
事典にはアルバム、シングル、EP、プロモ盤、ボックスなど、わかる限りすべてのアイテムと全楽曲を解説。
A5判サイズ、840ページの大作である。
マイルス・デイヴィス大事典/小川隆夫
ジャズ・ピアニスト、山中千尋の初のバラード・ベスト・アルバム『Ballads』が12月15日にリリースされる。CDでのリリースで初回限定盤と通常盤が発売になる。
本作はこれまでリリースした作品の中から、バラード曲を中心に山中千尋自身がセレクトした、キャリア初となるバラード・ベスト・アルバム。
さらにこの作品のためにソロ・ピアノで新たにレコーディングした「ダニー・ボーイ」、「ルビー・マイ・ディア」、「アイ・キャント・ゲット・スターテッド」の3曲も収録され、アルバムとしてスペシャル感がある。
パッケージは初回限定盤と通常盤の2形態。初回限定盤には今回のために撮りおろした写真に加えこれまで未公開だったショットなどを収録したミニ写真集が収録される。
Ballads<初回限定盤>
Ballads<通常盤>
収録曲
この情報は読者の吉田さんに教えていただきました。ありがとうございました。
フォープレイのファースト・アルバム『Fourplay (Anniversary Edition)』がEvosoundからSACDハイブリッドで発売される。同時にMQA-CD、アナログ・レコードでも発売。アナログ・レコードは2枚組。
収録曲など詳しい情報は明らかになっていないが、ネットショップでは予約が開始されている。発売は11月26日。
ジャケット写真は今のところアナログ・レコードが公開されている。
ファースト『Fourplay』は1991年のリリース。彼らのデビューアルバムだった。メンバーはボブ・ジェームス、リー・リトナー、ネイザン・イースト、ハーヴィー・メイスン。
「バリ・ラン」「101・イーストバウンド」など、今聴いてもキラリと光る名曲を収録。
『Fourplay』はその昔DVD-Audioでリリースされたことがあるが、現在Amazonでの中古価格は高い。人気盤ゆえに今回のSACDハイブリッドは高音質ファンには嬉しいところ。
Fourplay (Anniversary Edition)【SACDハイブリッド】
Fourplay (30th Anniversary Edition) 【MQA-CD】
Fourplay (Anniversary Edition)【LPレコード】
Fourplay (Anniversary Edition)<Blue Vinyl> 【LPレコード】
ボブ・ジェームス/Feel Like Making Live!【SACDハイブリッド】
この情報は読者の吉田さんからいただきました。ありがとうございました。
ボブ・ジェームスの最新アルバム『Feel Like Making Live!』がEvosound( Evolution Music)から発売される。
発売形態はSACDハイブリッド、MQA-CD、180g重量盤LPレコード(2枚組)。11月12日に発売。
本作はソロ/Fourplay時代の代表曲を、ハイレゾ/ライブレコーディングしたセルフカバーアルバム。ボブ・ジェームスの新作としては2018年の『エスプレッソ』以来3年ぶりとなる。
これは初のトリオによるセルフ・カバー。収録は96/24のハイレゾ/ライブ・レコーディング。5.1マルチ・チャンネル収録というところもSACDファンには嬉しい。
収録曲の中にはエルトン・ジョン「ロケットマン」、エロル・ガーナ―「ミスティー」のカバーも収録。SACDハイブリッド(SACD層のみ)とLPレコードにはボーナストラック「ナーディス」も収録。
Feel Like Making Live! [MQA-CD]
Feel Like Making Live!<Orange Vinyl>
Feel Like Making Live!
ファースト・フライト・トゥ・トーキョー【SACD[SHM仕様]】
この情報は読者の吉田さんからいただきました。ありがとうございました。
アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズの1961年初来日公演を収録した未発表ライヴ『ファースト・フライト・トゥ・トーキョー』がSACD(SHM仕様)で発売になります。リリースはユニバーサルミュージック。11月5日発売。
『ファースト・フライト・トゥ・トーキョー』はブルーノートからCD(輸入盤、国内盤SHM-CD)、LPレコードでリリースされますが、国内盤としてSACD(SHM仕様)もリリース。
高音質ファンにはSACDでの発売は嬉しいところ。CD、LPが2枚組なのに対して、SACDは1枚に収録。
アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズは「モーニン」が大ヒットし、日本にジャズブームを起こしました。1961年の初来日は日本中に衝撃を与えました。
今回発売されるライヴ音源は、来日ツアーを追いかけたドキュメンタリー映画『黒いさくれつ』用に記録されたもの。
しかし映画はお蔵入りになりフィルムは破棄、マスターテープの所在も不明になっていました。2017年に映画スタッフの遺品からテープが発見され、数年間のリサーチと交渉の末、米国ブルーノート・レーベルから全世界リリースされることになりました。
メンバーはアート・ブレイキー(ds) リー・モーガン(tp) ウェイン・ショーター(ts) ボビー・ティモンズ(p)。1961年1月14日日比谷公会堂でのライヴ。
収録曲(SACDは1枚に収録、CD、LPは2枚組)
ファースト・フライト・トゥ・トーキョー【CD】
First Flight to Tokyo: The Lost 1961 Recordings【LPレコード】
ダイアナ・クラール/Live in Paris【SACDハイブリッド】
ダイアナ・クラールの2002年作品『ライヴ・イン・パリ(Live in Paris)』がSACDハイブリッドで発売になっています。
リリースは香港のユニバーサル。香港のユニバーサルはダイアナ・クラールのSACD化に力を入れているようです。『Turn Up The Quiet』のSACDハイブリッドもで出たところでした。
※
『ライヴ・イン・パリ』は2002年の作品でグラミー賞「最優秀ジャズ・ヴォーカル賞」受賞作。
収録は2001年12月のパリ・オリンピア劇場でおこなわれたライヴを収録したアルバム。ライヴならではの一回限りの良さが魅力だ。スタジオ作以上に熱の入ったダイアナのヴォーカル、ピアノに引きこまれる。もちろんバンドとしても。時おり入る拍手もいい。
演奏は「アイヴ・ガット・ユー・アンダー・マイ・スキン」のようにストリングス、管楽器が加わるものもある。この曲でのしっとりとしたダイアナの歌いぷりもまた素晴らしい。
なお最後の「素顔のままで」のみスタジオ録音で、マイケル・ブレッカーがゲスト参加。
ダイアナ・クラール/Live in Paris【SACDハイブリッド】
至上の愛〜ライヴ・イン・シアトル【CD】
ジョン・コルトレーンの名盤『至上の愛』。そのライヴ音源が新たに発掘されリリースされる。
『至上の愛〜ライヴ・イン・シアトル』はCDとアナログレコード(2枚組)でリリースされる。リリースはVerveから。
※
新たに発掘されたのは1965年シアトルでの演奏。
これまで『至上の愛』のスタジオ盤の他には1965年フランスでのジャズ・フェスティヴァルでのライヴが出ていた。
今回のシアトルでのメンバーは、通常のカルテットに加えて、ファラオ・サンダース(ts)、カルロス・ワード(as)、ドナルド・ギャレット(b)も加わった7人編成というのも聴きどころ。7名で繰り広げられる『至上の愛』は興味深い。
またライヴでは、スタジオ録音の4パートの他に「インタールード」と題された4つの部分も挿入される。アナログレコードが2枚組になるのはそのためだろう。
ジャケット写真を見ると“impulse!”のマークも入っている。アナログ・ファンにはアナログ・レコードが注目だろう。
Spotifyにはいち早く「パート4」が出ている。
A Love Supreme: Live In Seattle【LPレコード】
ダイアナ・クラール/Turn Up The Quiet【SACDハイブリッド】
この情報は読者の吉田さんからいただきました。ありがとうございました。
ダイアナ・クラールの『ターン・アップ・ザ・クワイエット』がSACDハイブリッドで発売。Amazonによれば香港ユニバーサルのよう。
『ターン・アップ・ザ・クワイエット』は2017年にリリース。ダイアナ・クラールが11年ぶりに取り組んだジャズ・スタンダード・アルバムだ。
ナット・キング・コールが歌った「ラヴ」、フレッド・アステアが歌った「ナイト・アンド・デイ」などの名曲を、SACDの高音質でゆったりと聴ける。
しっとりとしたヴォーカルと伴奏は、もうじきやってくる秋の夜長に聴くのにいいかもしれない。
ダイアナ・クラール/Turn Up The Quiet【SACDハイブリッド】