ヴァイオリニスト、イダ・ヘンデルさんが6月30日に死去

ヴァイオリニストのイダ・ヘンデルさんが、さる6月30日に亡くなりました。(年齢は諸説ありますが)91歳でした。ご冥福をお祈りいたします。

イダ・ヘンデルさんは1928年ポーランド生まれ。レコード・デビューは1940年。2008年までSP、LP、CDの3つのフォーマットに録音を続けました。

そんなイダ・ヘンデルさんの録音のなかで、タワーレコードによってSACD化されたものが2タイトルあります。

DuttonのSACDがタワレコで予約開始!ブーレーズ の「火の鳥」「木製の王子」、ラインスドルフの「死の都」オーマンディ 、バーンスタインも

先日お伝えしたDutton VocalionのSACDハイブリッドがタワーレコードで予約開始

ブーレーズのストラヴィンスキー「火の鳥」全曲やバルトーク「木製の王子(かかし王子)」など、クラシックファンには思い出のアルバムが今回もSACDハイブリッド化。いずれもマルチチャンネル(Quadraphonic)収録。

今回はどれも聴いてみたいものばかりです。

ブーレーズの名盤「火の鳥」(1911年版)に、メータの「春の祭典」をカップリング

Stravinsky: The Firebird & The Rite of Spring【SACDハイブリッド】
ピエール・ブーレーズ 、 ズービン・メータ 、 ニューヨーク・フィルハーモニック

ブーレーズ&ニューヨーク・フィルの「火の鳥」(1911年版)全曲(1975年)。当時の話題盤でした。カップリングにズービン・メータ&ニューヨーク・フィルの「春の祭典」(1978年)を収録。Quadraphonic収録。

ブーレーズのバルトーク「木製の王子」、「舞踏組曲」

Bartok: The Wooden Prince & Dance Suite【SACDハイブリッド】
ピエール・ブーレーズ 、 ニューヨーク・フィルハーモニック

ブーレーズ&ニューヨーク・フィルのバルトーク「木製の王子」(1977年)と、ボーナスとしてバルトーク「舞踏組曲」(1972年)を収録。Quadraphonic収録(「舞踏組曲」はマイケル・J.ダットンによるリミックス)。

オーマンディの“フィラデルフィア・サウンド”

R.Strauss: Also sprach Zarathustra/Saint-Saens: Symphony No.3【SACDハイブリッド】
ユージン・オーマンディ 、 フィラデルフィア管弦楽団 、 ヴァージル・フォックス

オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団の人気盤、リヒャルト・シュトラウス「ツァラトゥストラはこう語った」(1975年)。同時収録は、同じくオーマンディ が得意としたサン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」(1974年)を収録。Quadraphonic収録。

バーンスタインのハイドン:交響曲第93番、第94番 +第95番

Haydn: Symphony No.93, No.94 "Surprise" & No.95【SACDハイブリッド】
レナード・バーンスタイン 、 ニューヨーク・フィルハーモニック

バーンスタイン&ニューヨーク・フィルによる『ハイドン:交響曲第93番、第94番』(1973年)。ボーナスとして第95番(オリジナルLPは『ハイドン:交響曲第95番、第96番』1974年)も収録。Quadraphonic収録。

ラインスドルフによる決定盤、コルンゴルトの歌劇「死の都」

Korngold: Die tote Stadt 【SACDハイブリッド】
エーリヒ・ラインスドルフ 、 ミュンヘン放送管弦楽団

コルンゴルト(1897〜1957)の傑作オペラ『死の都』(全曲)。演奏はエーリヒ・ラインスドルフ指揮ミュンヘン放送管弦楽団。歌手はルネ・コロ、ヘルマン・プライ、キャロル・ネブレットら。このオペラの決定盤ともいえる録音で、1975年録音のLP3枚組をSACDハイブリッド2枚に収録。Quadraphonic収録。

ロバート・ウィルソン演出、ヘンデル「メサイア」2020年モーツァルト週間ライヴが映像で発売

ヘンデル/モーツァルト: 《メサイア》【ブルーレイ】
マルク・ミンコフスキ 、 ルーヴル宮音楽隊

Tower Records 輸入盤:国内流通仕様
Tower Records 輸入

舞台演出家、ロバート・ウィルソンの演出したヘンデル「メサイア」(モーツァルト編)がブルーレイとDVDで発売。これは2020年1月、ザルツブルグで行われた「モーツァルト週間」でのライヴ映像。

注目は演出のロバート・ウィルソン。1980年代、1990年代は日本でもロバート・ウィルソンの作品が上演されることがありましたが、2000年代に入ってからはめっきりなくなってしまいました。日本が呼ばないからなのか事情はわかりませんが、ヨーロッパやアメリカでは相変わらず精力的に活動し、クラシックでも数々の演出を発表しているだけに残念です。

このブルーレイ(およびDVD)は、そんなロバート・ウィルソンの最新演出を観ることができます。動画もYouTubeにありましたので掲載しておきます。

ミニマルな動き。息を飲むほどに美しいライティング。ポップな小道具の使用など、ロバート・ウィルソンらしい前衛的な演出は健在です。

ブルーレイの音源はPCM ステレオとDTS-HD MA5.1。日本語字幕もあるようです。

DVDはこちら

【SACDハイブリッド】

Tower Records 輸入盤:国内流通仕様
Tower Records 輸入盤

MD+GからSACDハイブリッド。ブルックナー初期の管弦楽作品のオルガン編曲版

ブルックナー: 初期管弦楽作品集(オルガン編曲版)【SACDハイブリッド】
ルドルフ・インニヒ

MD+GレーベルからSACDハイブリッドが発売。ブルックナーの初期の管弦楽曲をオルガンによる編曲で演奏したアルバム。

オルガン演奏はドイツのオルガニストであるルドルフ・インニヒ。これまでもMDGレーベルからSACDをリリースしてきました。

収録場所はマルクト教会ですが録音年は不明。収録曲は以下のとおり。

ブルックナー:初期管弦楽作品集(オルガン編曲版)

・序曲(WAB98) ト短調
・行進曲(WAB96)ニ短調
・管弦楽のための3つの小品(WAB 97)
・交響曲(WAB 99) ヘ短調

ブルックナー: 初期管弦楽作品集(オルガン編曲版)【SACDハイブリッド】
ルドルフ・インニヒ

【CD】ケンペの1960年バイロイト『指環』がCD12枚ボックスでCD再発売

ワーグナー: 楽劇「ニーベルングの指環」 全曲【CD】
ルドルフ・ケンペ 、 バイロイト祝祭管弦楽団

ルドルフ・ケンペが1960年にバイロイトを指揮した『指環』全曲がCD12枚組ボックスで復活。リリースはPan Classicsレーベルから。モノラルです。

本作は伊MYTOレーベルから2011年に発売になった音源の移行再発売で、四部作がボックスになっての発売。

ケンペは1960年から63年にかけて、4回バイロイトで『指環』を振りました。本作はその1960年の初登場となった公演。ヴォルフガンクによる新演出でも話題になった公演で、ビルギット・ニルソンやヴォルフガング・ヴィントガッセン、ハンス・ホップなど歌手陣も注目です。(ちなみに1961年の公演も2016年にOrfeoレーベルからCD化)。

ワーグナー:楽劇『ニーベルングの指環』全曲

『ラインの黄金』
録音:1960年7月26日

『ワルキューレ』
録音:1960年8月17日

『ジークフリート』
録音:1960年7月28日

『神々の黄昏』
録音:1960年7月30日

ワーグナー: 楽劇「ニーベルングの指環」 全曲【CD】
ルドルフ・ケンペ 、 バイロイト祝祭管弦楽団

PENTATONEからマーラー「大地の歌」ユロフスキ&ベルリン放送響(SACDハイブリッド)

マーラー: 交響曲「大地の歌」【SACDハイブリッド】 ウラディーミル・ユロフスキ 、 ベルリン放送交響楽団

PENTATONEからSACDハイブリッドが発売。マーラーの交響曲「大地の歌」がリリースされます。指揮はウラディーミル・ユロフスキ、ベルリン放送交響楽団の演奏。

歌うのはサラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)とロバート・ディーン・スミス(テノール)。

収録は2018年10月14日。ベルリン・フィルの本拠地、フィルハーモニーでのライヴ収録。

マーラー: 交響曲「大地の歌」【SACDハイブリッド】 ウラディーミル・ユロフスキ 、 ベルリン放送交響楽団

アナログLPで発売、ジョン・アダムズのピアノ協奏曲“Must The Devil Have All The Good Tunes?”

ジョン・アダムズ: Must The Devil Have All The Good Tunes?【LPレコード】
ユジャ・ワン、グスターボ・ドゥダメル、ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団

アメリカの作曲家ジョン・アダムズの『Must The Devil Have All The Good Tunes?(悪魔は全ての名曲を手にしなければならないのか?)』が、アナログレコードで発売。

演奏はユジャ・ワンのピアノ、グスターヴォ・ドゥダメル指揮、ロサンゼルス・フィルハーモニック。ドイツ・グラモフォンから8月下旬に発売。

「Must The Devil Have All The Good Tunes?」というタイトルの曲はアダムズの3作目のピアノ協奏曲。ロサンゼルス・フィルハーモニックの委嘱作品で、雑誌『ニューヨーカー』のドロシー・デイ(社会活動家)に関する記事の中のフレーズに由来しています。

同時収録は、アダムズが1977年に作曲したピアノ小品「チャイナゲイツ」。

収録は2019年11月、ロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサートホール。

ジョン・アダムズ: Must The Devil Have All The Good Tunes?【LPレコード】
ユジャ・ワン 、 グスターボ・ドゥダメル 、 ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団

フルトヴェングラーの1953年ライヴ『フィデリオ』がリマスタリングされCD化

ベートーヴェン: 歌劇《フィデリオ》全曲【CD】 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー 、 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

これはCDですが、フルトヴェングラーの1953年ライヴの『フィデリオ』がCDで発売。リリースはキング・インターナショナル。

オリジナルは1985年に世界初出LPとなった伊チェトラ盤、そのミラノ、ディスコス社制作の音源をキングレコード(セブンシーズ・レーベル)は同1985年に発売しましたが、CDはチェトラの輸入盤国内仕様でリリースしたため、マスターテープはキングレコードの倉庫に眠ったままになっておりました。

今回、このアナログテープ(2トラック、38cm/秒)から、キング関口台スタジオで35年ぶりにデジタル・リマスタリング。

有名な録音だけに、海外盤CDもいくつか発売されていますが、今回の特徴は、「レオノーレ序曲第3番」演奏後の嵐のような拍手・歓声・床を踏み鳴らす音がマスターテープに遺された1分20秒余りそのまま収録されていることです(CETRAのCDC-12も、拍手は15秒ほどでカットされていました)。

収録は1953年10月21日、ウィーンのアン・デア・ウィーン劇場でのライヴ。レオノーレにマルタ・メードル、フロレスタンにヴォルフガング・ヴィントガッセン。

ベートーヴェン: 歌劇《フィデリオ》全曲【CD】 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー 、 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

VocalionからQuad収録SACDが発売!ブーレーズ の「火の鳥」「木製の王子」、バーンスタイン 、オーマンディ、ラインスドルフ も

2020年7月2日追記:タワーレコードで予約開始されたので、リンクを掲載しました。

Dutton VocalionからクラシックのQuadraphonic収録SACDハイブリッドが発売になる模様です。

ブーレーズのストラヴィンスキー「火の鳥」全曲やバルトーク「かかし王子」など、クラシックファンには思い出のアルバムが今回もSACDハイブリッド化。そして4チャンネル音源も聴けます。今のところ予約は始まっていませんが、予約が始まったらまたお知らせします。

ブーレーズの名盤「火の鳥」(1911年版)に、メータの「春の祭典」をカップリング

Stravinsky: The Firebird & The Rite of Spring【SACDハイブリッド】
ピエール・ブーレーズ 、 ズービン・メータ 、 ニューヨーク・フィルハーモニック

ブーレーズ&ニューヨーク・フィルの「火の鳥」(1911年版)全曲(1975年)。当時の話題盤でした。それだけでなく、カップリングにズービン・メータ&ニューヨーク・フィルの「春の祭典」(1978年)を収録。普通のリリースでは考えられないカップリングですが、Vocalionらしい。どちらもQuad収録。

Vocalionのサイト

ブーレーズのバルトーク「木製の王子」、「舞踏組曲」

Bartok: The Wooden Prince & Dance Suite【SACDハイブリッド】
ピエール・ブーレーズ 、 ニューヨーク・フィルハーモニック

ブーレーズ&ニューヨーク・フィルのバルトーク「木製の王子」(1977年)と、ボーナスとしてバルトーク「舞踏組曲」(1972年)を収録。どちらもQuad収録。

「舞踏組曲」のオリジナルはLP『中国の不思議や役人』に収録されておりました。LPのうち「中国の不思議な役人」は、2018年発売のSACD『バルトーク:管弦楽のための協奏曲』に収録されました。これで「舞踏組曲」もめでたくSACD化です。

Vocalionのサイト

オーマンディ、「ツァラトゥストラはこう語った」とサン=サーンス「オルガン付き」

R.Strauss: Also sprach Zarathustra/Saint-Saens: Symphony No.3【SACDハイブリッド】
ユージン・オーマンディ 、 フィラデルフィア管弦楽団 、 ヴァージル・フォックス

オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団の人気盤、リヒャルト・シュトラウス「ツァラトゥストラはこう語った」(1975年)。同時収録は、同じくオーマンディ が得意としたサン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」(1974年)を収録。どちらもQuad収録。

Vocalionのサイト

バーンスタインのハイドン:交響曲第93番、第94番 +第95番

Haydn: Symphony No.93, No.94 "Surprise" & No.95【SACDハイブリッド】
レナード・バーンスタイン 、 ニューヨーク・フィルハーモニック

バーンスタイン&ニューヨーク・フィルによる『ハイドン:交響曲第93番、第94番』(1973年)。ボーナスとして第95番(オリジナルLPは『ハイドン:交響曲第95番、第96番』1974年)も収録。いずれもQuad収録。

Vocalionのサイト

ラインスドルフによるコルンゴルトの歌劇「死の都」

Korngold: Die tote Stadt 【SACDハイブリッド】
エーリヒ・ラインスドルフ 、 ミュンヘン放送管弦楽団

コルンゴルトの傑作オペラ『死の都』(全曲)。演奏はエーリヒ・ラインスドルフ指揮ミュンヘン放送管弦楽団。歌手はルネ・コロ、ヘルマン・プライ、キャロル・ネブレットら。このオペラの定番ともいえる録音で、1975年録音のLP3枚組をSACDハイブリッド2枚に収録。Quad収録。

Vocalionのサイト

【タワレコ企画SACDハイブリッド】朝比奈隆の6回目の『ベートーヴェン:交響曲全集(1996-97) 』が再発

ベートーヴェン: 交響曲全集 (6回目) (1996-1997)<タワーレコード限定>【SACDハイブリッド】
朝比奈隆 、 大阪フィルハーモニー交響楽団

タワレコ企画盤SACDハイブリッドが発売です。朝比奈隆の6回目のベートーヴェン:交響曲全集が6枚組でリリース。江崎友淑氏による2020年最新マスタリング。盤面緑色仕様。700セット限定で7月29日発売。

本作はオクタヴィア・レコードとの企画で、SACDハイブリッド6枚組。約10年ぶりの再発売、復刻となります。

これは朝比奈隆が90歳を迎える前の1996年から1997年にかけて完成させた第6回目の全集。収録は大阪シンフォニー・ホール。

DISC1
1. 交響曲 第1番
2. 交響曲 第4番
DISC2
3. 交響曲 第2番
4. 交響曲 第5番「運命」
DISC3
5. 交響曲 第3番「英雄」
DISC4
6. 交響曲 第6番「田園」
7. 交響曲 第8番
DISC5
8. 交響曲 第7番
9. リハーサル風景 ― 交響曲 第5番 第1楽章より
DISC6
10. 交響曲 第9番「合唱」

【演奏者】
岡坊久美子(ソプラノ)、竹本節子(アルト)、林誠(テノール)、田中勉(バリトン)、大阪フィルハーモニー合唱団(合唱指揮:岩城拓也)
朝比奈 隆(指揮)、大阪フィルハーモニー交響楽団

【録音】
29 Nov.1996 (Sym.1&3), 20 Mar.1997 (Sym.2&6), 19 Jan.1997 (Sym.4&5), 25 May 1997 (Sym.7&8), 6 Jul.1997 (Sym.9) Recording Location :The Symphony Hall, Osaka

ベートーヴェン: 交響曲全集 (6回目) (1996-1997)<タワーレコード限定>【SACDハイブリッド】
朝比奈隆 、 大阪フィルハーモニー交響楽団