2010.03.10 Wednesday
ゲルギエフのマーラー第4番が発売
しばらくリリースがとまっていたゲルギエフ指揮ロンドン交響楽団のマーラー・チクルス。ここにきて交響曲第4番がリリースされることになりました。
確か第8番のリリースで止まっていたと思います。
「ゲルギエフ、マーラー全集完成は諦めたか?」と心配していたのですが、これが本格的な再開になればと思います。
とはいってもゲルギエフとLSOのマーラーの全曲の演奏(録音)は終わっていると思うんですよね。それをリリースする、しない、でレコード会社の要望やらゲルギエフ自身の意見やら、いちリスナーには分からない問題があるんでしょう。
個人的にはゲルギエフのマーラーは、全集が完成するにしろ、しないにしろ第9番はリリースしてほしいものです。
というのもSACDラボ♪♪は、第9番の演奏を実際に、ロンドンのバービカン・ホールで聴きましたので、「その時の録音がリリースしてくれないかな」と思うわけです。
第9番は演奏会の第2部、そのときの第1部は同じくマーラーの交響曲第10番「アダージョ」でした。この時の「アダージョ」の録音は、既に『マーラー:交響曲第2番/交響曲第10番アダージョ』としてリリースされています。
第9番をバービカン・ホールで聴いている時、「これもSACDで出るんですね」と内心、オーディオのことばかり考えて聴いてしまったのが、SACDファンとしては哀しいところでした。
特に第1楽章冒頭の沈鬱な開始部分は、咳が目立ったようで、それも「今のは編集で消しますか」なんて考えたり。いけません、演奏に集中できなくて。
でも第9番の最後、第4楽章が終わったあとの沈黙は長かったですねえ。
ゲルギエフは音がなくなっても、ずーっとタクトを下ろさない。
見ているこっちが、息苦しくなってくるほどで、ゲルギエフが棒を下ろした時は、会場、糸が切れたように緊張がほぐれたものでした。
こういう時間はとうぜんディスクではカットされるわけで、やっぱりライヴならではだと思いました。
ともあれこの第4番のリリース、これで第9番までつながってほしいものです。








