本『小澤征爾さんと、音楽について話をする』村上春樹著は面白かった。
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小澤征爾さんと、音楽について話をする(小澤征爾、村上春樹)

村上春樹が小澤征爾にインタビューをして、まとめた本を読みました。インタビューというよりも、二人のあいだで、プライベートにおこなわれた、フランクな話をまとめたものになっています。

二人が会話をしたのは、小澤征爾が身体を壊して療養している期間を中心に、小澤征爾の演奏旅行に同行しての、日本やハワイ、ヨーロッパでおこなわれたマエストロとの会話。

村上春樹の小澤征爾への問いかけは、普通の音楽ライターや専門家のそれとちがって、格段に面白いです。よく音楽雑誌に載っているインタビューのような、表層的なものにならないところが、クラシックを相当聴いている愛好家には(というか、そういう人ほど)面白い話ばかりです。

有名な演奏家について。
小澤征爾が村上春樹に問われるかたちで思い出す話は、クラシックファンには垂涎ものです。若きグールドとの話もそう。バーンスタインがグールドとの演奏会の冒頭で、聴衆にコメントした有名な演奏会も、アシスタントとしてその場にいた話。

あとルービンシュタイン、カルロス・クライバー、ベーム、もちろんカラヤンとバーンスタインなどなど、多くの歴史的演奏家とのつっこんだ思い出話は、「こういう話が聞きたかった」と村上春樹に感謝。

演奏方法について。
ベートーヴェンやブラームス、特にマーラーの演奏方法と解釈について、小澤征爾による具体的でつっこんだ解説。これも音楽シロウトとして(またはそういう立場をとって)村上春樹が、気取りもなく訊いていきます。

これもクラシック・ファンとしては、「そういう、リアルな話しが聞きたかった」と溜飲を下げる思いで読めました。実際の現場(オーケストラ)がどういうふうに、音楽を創り上げていくのか、その苦労と秘密、またはマジックを知ることができた気がします。

あとビートルズのシカゴ公演を聴きにいった話、ユージン・オーマンディの特注の指揮棒を、思わす拝借して怒られた話など、小澤征爾氏のユーモア溢れる逸話も小話として、随所に入れられています。
ザ・ガッド・ギャングとスタッフの、ライヴDVDやSACD
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ライヴ・アット・ピット・イン 1988 [DVD] /ザ・ガッド・ギャング
レーベル:ヤマハ・ミュージック・アンド・ビジュアルズ 発売日:2010/01/27

先週スティーヴ・ガッドひきいる、ザ・ギャッド・ギャングのSACD『ザ・ギャッド・ギャング』のレビューをアップしましたが、彼らの1988年、六本木ピット・インでのライヴ映像『ライヴ・アット・ピット・イン 1988 [DVD] 』がDVDでリリースされています。全8曲。

またザ・ガッド・ギャングつながりで、70年代のスタッフのモントルーでのライヴ『ライヴ・アット・モントルー 1976 [DVD]』 もDVDでリリースされています。

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ライヴ・アット・モントルー 1976 [DVD]

そして、スタッフの2枚のアルバムは、ユニバーサルからSHM-SACDでリリースされています。

StuffのSHM-SACD
B004YN2QQA
スタッフ!!(SACD)/スタッフ
レーベル:ワーナーミュージック・ジャパン 
発売日:
2011/7/20
Amazon

スタッフのファースト。
B004YN34AM
モア・スタッフ(SACD)/スタッフ
レーベル:ワーナーミュージック・ジャパン 
発売日:
2011/7/20
Amazon

セカンドアルバム。


ディランの『ブロンド・オン・ブロンド』輸入盤SACDも安め
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Blonde on Blonde (Hybr)/ボブ・ディラン
レーベル:Sony 発売日:2003/9/30


ボブ・ディランの1966年作、『ブロンド・オン・ブロンド』SACDも、輸入盤SACDハイブリッドが安めです。オリジナルどおり2枚組のSACDで、27日現在、Amazonで¥1,710

ただし輸入盤なので日本語対訳がありません。なくても『ブロンド・オン・ブロンド』は楽しめますが、そこをどうとるか。この『ブロンド・オン・ブロンド』もSACDラボ♪♪レビューがあります。
カラヤン&ベルリン・フィルのベートーヴェン交響曲全集SACD、安めです
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Symphonies (Bonus CD) (Hybr) (Ms)/Karajan、Beethoven、Bpo
レーベル:Deutsche Grammophon 発売日:2003/11/25


カラヤンがベルリン・フィルと60年代始めに録音した、ベートーヴェン交響曲全集のSACD-BOXが安めです。5枚のSACD+ボーナスSACDで、Amazonで¥6,800は、前より若干価格が下がったと思います。

このSACDについては、SACDラボ♪♪レビューがあるので、そちらもご覧ください。

カラヤンはベートーヴェンの交響曲全集を3回録音していますが、この第1回目の全集が、一番クラシックファンには評価が高いです。カラヤンの演奏もそうですが、なによりベルリン・フィルの音が、フルトヴェングラー時代の音を残していて、70年代以降のレガート満載の音と別物だからです。

以前にベルリン・フィルのメンバーの本を読んだところ、この時期にベルリン・フィルがフルトヴェングラー時代の音を残していたのは、カラヤンの意図したことだったそうです。カラヤンは就任以来、すぐに音を変えようとしないで、10年間はフルトヴェングラー時代の音をたもっていたとか。

フルヴェン時代のメンバーも残るベルリン・フィルの音をすぐに変えると反発もあったからでしょうが、カラヤンは長い時間をかけてベルリン・フィルの音を少しづつ変えていったようで、確か1965年あたりに音の入れ替わりが終了したと、書かれていたと思います。

カラヤンが意図して、やっていたところに「やるな」と思いました。そんな時代のSACDです。
リットンのSACDは、ストラヴィンスキー『火の鳥』(1910年版)と珍しい編曲を収録
Amazonにはまだアップされていませんが、HMVにはアナウンスされている、近々発売予定のクラシック輸入盤をご紹介します。

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『火の鳥』全曲、編曲集(チャイコフスキー、シベリウス、ショパン) リットン&ベルゲン・フィル icon
BIS 2月20日発売予定


アンドリュー・リットン指揮。ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団。録音は2009年と2010年、ベルゲンのグリーク・ホールにて。

大編成の1910年版『火の鳥』を全曲収録。そのほかに、ピエール・モントゥー80歳の誕生日に贈った「グリーティング・プレリュード」、さらにショパンやシベリウス、チャイコフスキーなど、ストラヴィンスキーの珍しいオーケストレーション曲を収録しているのが魅力のSACD。

【収録情報】
・ストラヴィンスキー:バレエ音楽『火の鳥』全曲(1910年版)
・ストラヴィンスキー:グリーティング・プレリュード
・チャイコフスキー/ストラヴィンスキー編:『眠りの森の美女』〜青い鳥のパ・ド・ドゥ ・シベリウス/ストラヴィンスキー編:カンツォネッタ Op.62a
・ショパン/ストラヴィンスキー編:ノクターン第10番変イ長調 Op.32-2
・ショパン/ストラヴィンスキー編:華麗なる大ワルツ変ホ長調 Op.18

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